正社員雇用すべきか、パート雇用すべきか、はたまた派遣社員を頼むべきか…。
このように悩んでいる人事担当者の方は多いと思います。
今回は、そんな悩める担当者の方のために、正社員・パート(アルバイト)・派遣社員、それぞれ雇用する場合のメリット・デメリットを比較していきます。ぜひ、ご参考ください。
ネクストステージは千葉県野田市、流山市、柏市など東葛エリアや取手市、守谷市、坂東市など茨城県南部を中心に人材派遣を行っている地域密着型の人材派遣会社です。
正社員を雇用はするメリットは以下のことが挙げられます。
・長期的な人材育成がしやすい
・採用がしやすい(業種・職種による)
・フルタイムで責任を持って働いてくれる
企業側も社員もできれば長く働きたいと思っている場合が多いので、正社員雇用すれば長期的な人材育成がしやすいのがメリットです。
また、求人募集をする時に正社員であることで応募数や採用率が上がりやすいのもメリットです。しかし、業種・職種によっては全く集まらない事もあります。
当然ながらフルタイムで働いてくれ、パートやアルバイトに比べると正社員であるという責任も芽生えやすく、責任を持って働いてくれる事が多くなります。
逆に正社員を雇用するデメリットは以下のことが挙げられます。
・簡単に解雇ができない
・保険や福利厚生面での負担が大きい
・長く働くことによる弊害も出てくる
企業には不当な解雇を防ぐためなどの労働者を保障する義務が発生します。正社員が問題を起こしても契約社員や派遣社員と違い簡単には解雇ができないのが一番のデメリットであると言えます。
面接の時は良かったのに…
初めの半年は真面目に働いていたのに…
そんな嘆きの声をよく聞きます。
パート(アルバイト)を雇用するメリットは以下のことが挙げられます。
・企業が希望する日数時間で働いてもらえる
・人件費を抑える事ができる
・正社員登用もできる
企業にとってパート・アルバイトを雇う最大のメリットは、業績や繁忙期・閑散期に合わせて、週3日だけ、1日5時間だけ、など働いてもらう時間を調整できることです。
フルタイムで雇う必要もなく、時間単価も正社員と比べて低いので人件費を抑えることもできます。
また、優秀な人材は正社員として登用する事ができます。ある程度の期間、その人の働きぶりや人格を見る事ができるので、大きなメリットと言えます。
逆にパート(アルバイト)を雇用するデメリットは以下のことが挙げられます。
・定期的に人材の入れ替えが必要
・子育てや学業が優先になりやすい
・長期の育成がしづらい
主婦パートや学生アルバイトの場合、子育てや学業が優先になります。子供の急な病気でのお休み、テスト期間中の長期休みなどは仕方のない事ですが、シフト管理する側からするとつらい所もあります。
また、子供の進学、家族の転勤、卒業・就職などによる一定の退職も考慮しなければなりません。
正社員に比べると長期での人材育成がしづらいのもデメリットです。
派遣社員を頼むメリットは以下のことが挙げられます。
・人件費が削減できる
・求人費用を抑える事ができる
・雇用責任が少なくて済む
派遣社員を頼むと一見、時給単価が高いように感じます。しかし、各種保険や労務対応の労力や費用を抑えられますし、自社で雇用するわけではないので、求人広告費や人材紹介費用などはかかりません。
また、雇用主は派遣会社となりますので、正社員を雇用する場合に比べ企業側の雇用責任は少なくて済みます。
派遣社員を頼むデメリットは以下のことが挙げられます。
・派遣期間に制限がある
・業務に制限がある
・必ずしも望んだ人材を派遣できるわけではない
一部例外を除き、派遣期間には制限があります。派遣先同一事業所が派遣社員を受け入れられる期間は、原則3年が限度となります。
派遣契約を締結する際には、派遣社員へ依頼する業務内容を定めまので、契約範囲外の業務を依頼するのは契約違反となるため注意が必要です。
例えば、別の部門が急に忙しくなったので応援要員として派遣社員を出向かせる事はできません。
また、企業側が望んだ理想の人材を必ずしも派遣できるわけではありません。
他にも派遣できない業務もありますので、ご参考ください。
派遣法の定めにより、派遣社員にさせてはいけない業務というのがあります。
上記の業務では、派遣サービスを利用することができません。
いかがでしたか?
人を雇用する際に、正社員雇用するべきか?
パート雇用するべきか?派遣会社に頼むべきか?悩む事も多いと思います。
時代の変化とともに、働き方や働く側・雇用する側の意識も変わってきています。
雇用に関してのご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。